落合への愛……鈴木忠平記者のこと
先日、ここでも、日本シリーズの敗戦後の記事を転載した。
その時の記者・鈴木忠平さんが、ドラゴンズ優勝パレードを記事にした。
この前も泣けたけど、この記事も「落合への愛」にあふれている。
こういう記者を抱えている限り、ファンも付いていきます。
>>(以下、日刊スポーツの署名記事より)中日落合博満前監督(57)がユニホーム姿でファンに別れを告げた。球団史上初の連覇を祝う優勝パレードが3日、名古屋市内で行われ、雨天にもかかわらず約37万人が集まった。今季限りで退任した落合前監督は、スタート地点の久屋大通公園であいさつし、8年間応援してくれたファンに感謝の言葉を残した。
「この雨の中、よくこれだけの人が来てくれたなとつくづく思います」。落合前監督はファンを見渡すと、しみじみとした口調で語り始めた。「8年間、私を支えて下さった全国のドラゴンズファン、今日ここに来てくれた人たちにはまだお礼を言ってなかった。そのお礼を言うために壇上に立っています」。深々と頭を下げた。少し声が震えた。目が潤んでいた。表情は感極まったようだった。沿道から「ありがとう!」「また、監督やってください!」という声が飛んだ。
落合前監督は「私ができなかった日本一をこの選手たちが必ずや成し遂げてくれると思います。選手たちに温かいご声援を送って下さい」と締めくくった。この日限りで青と白のユニホームは脱ぐ。ただ、常勝指揮官の輝かしい記録と記憶は選手やファンの胸にしっかりと刻まれた。【鈴木忠平】
by LiberaJoy | 2011-12-07 07:31 | 日記