(名品7)ほとんど誰も知らないR board(リュード社)

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パソコンが普及する前、文字を書く仕事についたものにとっては
「ワードプロセッサー」というマシンを使って仕事をしていた。
ワープロ専用機と呼ばれていた。
当時、かなりの普及をしていた富士通「オアシス」。
占有がどうだったかは、知らない。

なぜ、人気になったかは
「親指シフト」というカナ入力のキーボードを
持っていたからだ。
いわゆるローマ字入力は母音以外は、キーを二度以上押さなければ、文字が出ない。
例えば、「りベラ ジョイ」と打つには、r i b e r a z y o i と打つわけだ。
その点、親指シフトキーボードでは、その音読み通り打てばいい。
入力コンテストなどではいつも上位を占めていた。

このRボードは、パソコンでもそれを使えるように作ってくれたもの。
しかし、売れなかったのか、理由はわからぬが、サードパーティーの会社は
この事業から撤退してしまった。
(部品がなくなったとも……)

だからこそ、このキーボードを使っている人は、そんなにいないだろう。
でも、本当にストレスなく日本語を打てる。

あれだけ、多かった親指シフト愛好者はもう、あきらめてしまったのだろうか。
本当は富士通に作ってほしいと思う。

でも、いつ壊れても混乱しないように、
ローマ字入力だって練習に打つことは忘れない。

「オアシス」を使っていた人には、名品だというのをわかってくれると思う。

★【元・原稿】2007年5月10日
もう、このキーボードは使えなくなった。残念です。
ローマ字入力でひたすら打っています。
iPhoneではフリック入力だし、人間の柔軟性には驚くばかりです。

by LiberaJoy | 2012-10-04 07:20 | が、好き!! | Comments(2)

Commented by naraonara at 2007-05-10 20:36
OASYS-Lite、実売で確か18万円くらいの頃に買いました。
忘れもしない小田急線、本厚木の有隣堂の2階。キャノンのワープロと散々迷って購入したのを懐かしく思い出しています。
… 親指シフト、もはや、どんな配列だったかさえ覚えていませんが、その有隣堂隣の喫茶店の風景さえまざまざとよみがえるようでなんだか嬉しかったです。
Commented by LiberaJoy at 2007-05-11 16:14
>>naraonaraさん
コメントありがとう。
OASYS-Liteを18万円ですか。それは、勇気が要りましたね。
ぼくは、まだそれを指をくわえて見ていました。
当時は会社では、オアシス100を順番待って打っていました。

自家用OASYSは30Fからだったような気がします。
「はときいん」「せけてしう」「みおのょっ」が配列です。
でも、親指シフター!? はこのキーボードを
前にすると、すぐに打てると思います。「。」は左薬指でね。

喫茶店の風景も、思い出しますね。確かに。
今のドトールやスタバじゃ、残念なことに……。