何度目だろう『食卓の情景』
池波正太郎さんの中でも、名著の一つ。何度読んでもあきない。その度ごとに感動する。これを読んで、京都「松鮨」にも行った。当時のぼくの給料では、目の玉が飛び出た。味よりそのことの方が記憶に残っている。哀しいね。
蕎麦屋でさっと飲むことの「粋」さ加減はこの本から知ったし。鬼平を読む前にこちらから、入っていった。ずっと、これを出し続けている新潮文庫は偉い。どこかの新興文庫とは、大きな違いだ。
by LiberaJoy | 2010-04-27 14:16 | book&magazine